オホーツクの海 - 豊かな自然をはじめ、海に住むお魚たちとの出会いも楽しめる氷海展望塔。「オホーツクタワー」は、ガリヤゾーンにある人気スポットの一つです。
何度訪れても新しい出会いと発見がある「紋別 オホーツクタワー」へ、
みなさまのご来館をお待ちしております。
海岸から約1キロ沖、紋別港第3防波堤の先端にそびえる世界初の氷海海中展望塔で、平成8年に完成しました。観光施設と研究観測施設の両方の性格を併せ持ちます。高さは海上38.5m・海底7.5m。360度の景色を楽しめる3階展望室、流氷レーダー画像や、連絡橋、売店などがある1階、観察用の大小16個の海中窓とクリオネなどの海洋生物の展示を行う海底階があります。冬の流氷だけでなく、四季を通じて海洋生物の様々な生態観察ができます。特に夜の海底階からは、自然界の食物連鎖など他では見られないドラマが展開されています。また、タワーへの連絡路となる紋別港第3防波堤は『クリオネプロムナード』の相性が付けられ、散歩やつりのポイントとしても人気があります。
開館時間 | 10:00 ~ 17:00 | 最終入館時間 16:30 |
---|---|---|
休館日 | 12月29日~31日、1月2日~3日 |
個 人 | 団 体 | |
---|---|---|
大人(中学生以上) | 800円 | 700円 |
小人(小学生) | 400円 | 350円 |
年間パスポートの料金 | |
---|---|
大人(中学生以上) | 1,000円 |
小人(小学生) | 500円 |
北海道のオホーツク沿岸に位置する紋別港の第3防波堤先端部外海側に建設された海中展望塔。1996年完成。
紋別港第3防波堤は親水機能を積極的に導入した構造を有しており,防波堤の上部を外海側に向かって階段式となった展望通路とし,その内部(下部)にも円 柱で支持された回廊状の通路が設けられている。この親水防波堤の沖側先端部は、地上3階建構造のデッキとなっており、その約40m外海側に突き出したとこ ろに海中展望塔であるオホーツクタワーが設置され、渡橋にて接続されている。タワーは海上38.5m、海中7.5m(海底面下を含むと13.45m)、延 べ面積2,344m2の規模を誇る。オホーツクタワーは、親水防波堤である第3防波堤と連携して、紋別港の親水空間を形成する最大のトピックとして計画された。
計画当時、すでに国内には勝浦や白浜などいくつかの海中展望塔が供用されていたが、いずれも暖海系の海中生態を見せるものであったのに対し、オホーツク タワーは、冬期には流氷の下の海中生態を見せる世界初の施設を目指すものであった。また、流氷が押し寄せる海岸への建設であることから、海氷による構造物 への種々の作用を考慮した氷海構造物として建設された。海中部の展望窓からは、クリオネリマキナ、キチジやチカなど種々の魚、アザラシ、コオリガモ(海底 まで潜水する様子)などを見ることができる。
海中部(BF)および波浪が作用する海上部は円筒形の断面をもつRC構造で、その上部に鉄骨造で方形のホール(1F、2F)および円形の展望フロア (3F)が載る構造となっている。基礎地盤は、岩盤の上に砂層が堆積した構成となっており、海底地盤から約7m下の地中を基礎底面として下部円筒部分が設 置された重力式構造である。建設は、陸上製作した下部のRC部分、上部の鉄骨・RC造部分および渡橋部分の順に、大型起重機船で現地に設置、接合する方法 で行われた。
第3防波堤は直立壁のため、壁面からの反射波によって、タワー近傍では入射波の2倍近くまで海面が上がることが予想される。また第3防波堤壁面の近傍で は、波浪が衝突して大きな飛沫とともに渡橋には大きな揚圧力が働く恐れがある。こうした波浪の作用に対して安全性の検討と対策が講じられている。さらに は、冬期の流氷からの外力に対する構造物全体の安定性、流氷が移動することによってタワー外壁が摩耗するのを防止するために、海面周辺の外壁にはチタンク ラッド鋼が装着されている。建設から15年経過したあとも、このチタン鋼に摩耗は見られなかったことが報告されている。
[参考文献]
http://www.o-tower.co.jp/towerframe.html
CTC96-I-101,西山満弘,田中輝未,向山松秀,木村統久:紋別港氷海展望塔の設計に関する研究-作用外力について-,第12回寒地技術シンポジウム,pp.610-617,1996.
タワー3階に喫茶コーナー「流氷CAFE」、タワー1階に売店「流氷SHOP」がございます。 旅の思い出にご利用ください。
営業時間 | 11:00 ~ 14:00 ※時間は変更になる場合がございます。 |
---|
営業時間 | 11:00~16:30(毎月末日は棚卸の為、14:00で閉店) |
---|
ガリンコ号のりばからオホーツクタワーまでの片道約700mを電気自動車等で無料送迎しています。
左側:クリンクリン号、キャラクターは一般公募により決定いたしました。
右側:紋太号、紋太は紋別市観光協会のマスコットキャラクターです。
全ての窓がガラスになっていて見通しが良く、各列にドアが付いています。
遊具の入口に合わせて製造したため、運転席は左ハンドルです。
ガソリンエンジン式
セミトレーラー型 送迎バスです。
主に団体送迎で運行しております。
約22名の座席と約12名の立ち席となっており、途中下車等のご要望にもすぐに対応できます。
車椅子にお乗りいただいたまま、
ご送迎いたします。